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北海道大学事務職員海外インターンシップを実施

 総務企画部人事課では,本学のグローバル化構想に基づき,国際本部及び研究推進部の協力を得て,今年度より,「北海道大学事務職員海外インターンシップ」を実施しています。
 本研修は,事務職員を外国の協定校等に派遣し,海外での就業,国際業務に関する調査・研究活動等を体験させることにより,国際的視野の養成,英語による実務能力の向上及び改善に結びつけ事務職員の国際通用性を高めることで,本学の国際化推進を担う人材の育成・強化を目的としています。
 本研修には,英語圏の大学における業務の就業体験及び自ら選定した大学へのインタビュー等を通じて英文レポートの作成及び本学のPR活動等を行う「自主研究コース」,英語圏の大学における業務の就業体験,語学研修及び専門能力開発プログラムを受講する「語学研修コース」の2つのコースを設定しています。今回,「自主研究コース」には国際本部国際教務課の高木敦子係員,「語学研修コース」には北海道大学病院管理課の石原壮太カ主任が選考されました。両名は10月1日付けで国際本部付に配置換のうえ海外へ派遣されることとなり,高木係員は10月18日(土)から翌年3月26日(木)までの期間,米国マサチューセッツ大学でのインターンシップ及び独立行政法人日本学術振興会ワシントン海外研究連絡センターを拠点に自主研究を,石原主任は11月3日(月・祝)から翌年3月20日(金)までの期間,豪州シドニー大学,ニュー・サウスウェールズ大学の両校においてインターンシップ及び語学研修を行う予定です。
 今年度は年度途中からの実施のため,充分な準備期間がない中,両名とも慌ただしく渡航の準備をし,各々の派遣先へ出発しました。本学で初めての取組ということで手探り状態の部分もあり,また,ネイティブの英語のスピードや地域特有の訛りなど,実際に体験しないとわからない苦労をしながらも,各校スタッフのサポートのおかげで非常に有意義な体験をしています。両名の経験が本学にフィードバックされることで,本学事務職員の国際通用性の向上に繋がるものと期待されます。
 なお,本研修制度は次年度以降は長期の準備期間を設け,継続的に実施する予定です。
 また,本研修に関する報告会を次年度の事務職員英語研修内で実施する予定ですので,より多くの事務職員が聴講されるようお願いします。
○マサチューセッツ大学アマースト校(アメリカ)
クラーク博士の記念碑

クラーク博士の記念碑

インターナショナル・プログラム・オフィスディレクター(左)と高木係員

インターナショナル・プログラム・オフィスディレクター(左)
と高木係員

○シドニー大学(オーストラリア)
シドニー大学構内

シドニー大学構内

クラスメイトと石原主任(手前)

クラスメイトと石原主任(手前)

(総務企画部人事課)

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