11月6日(木)・7日(金),アクセスサッポロ(札幌市白石区)にて「シーズ・ニーズマッチングフェア with 金融機関」(ビジネスEXPOと同時開催)を実施しました。本マッチングイベントは昨年度から実施しており,本年で2回目の開催となります。
本イベントは,道内の研究機関(大学・高等専門学校・公設試験研究機関)がAll Hokkaido体制として自らの技術シーズを企業等に紹介し,共同研究発展への契機とすることを目的としています。また,地域の金融機関との協力関係を構築することも重要視しており,産学官の力を結集し,将来の地域の核となる産業を興すことが期待されています。
今回は,本学,室蘭工業大学,北見工業大学,旭川工業高等専門学校,釧路工業高等専門学校,苫小牧工業高等専門学校,函館工業高等専門学校,地方独立行政法人北海道立総合研究機構,公益財団法人函館地域産業振興財団,北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会が主催となり,14件の技術シーズの発表を行いました。
本学からは,北方生物圏フィールド科学センターの荒木 肇教授による「自然エネルギーで生産された野菜の活用」,工学研究院の牛島 健特任助教による「途上国における衛生(トイレ)改善のためのビジネスモデル」の発表を行いました。また,創成研究機構共用機器管理センター共用機器部門の江藤典子特任准教授より,「北海道大学オープンファシリティ」の紹介を行いました。
ここから将来の地域産業の核となる共同研究が創られるよう努力していきます。