北海道大学病院では,12月3日(水),JCHO札幌北辰病院の佐々木文章病院長が来院し,病院間診療情報共有に関する協定締結式が執り行われました。
この協定は,本院とJCHO札幌北辰病院間でICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)ネットワークを利用し,医療の質と安全性の確保のために詳細な医療情報の共有化を行い,医療機関間の連携をスムーズに行うことを目的としています。
このシステムは,患者さんが主治医からICTネットワークに関する説明並びに説明文書の交付を受け,その目的及び利用方法などのご理解をいただき,参加同意書の提出をした場合のみ利用されるものであり,患者さんのプライバシー保護が厳重に図られています。
本協定締結により,患者さんに対しては質の高い安全な診療の提供を可能にすると同時に,両病院の地域医療連携が一層深まっていくことが期待されます。