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第10回「食と健康」研究会を開催

 6月17日(水),フロンティア応用科学研究棟1階セミナー室において,産学・地域協働推進機構が主催する第10回「食と健康」研究会を開催しました。今回は「食と脳機能」をキーワードとして,杏林大学医学部の古賀良彦教授より,食品が脳機能に与える効果の評価や測定について講演いただきました。また本学からは,昨年,農林水産省 異分野融合共同研究(補完研究)に採択された医学研究科精神医学分野の久住一郎教授より「日本食によるストレス・脳機能改善効果の解明」の研究概要について,また古賀農人特任助教より,現在進行中の研究成果についてホットな話題の提供がありました。講演を通して「食」と脳機能が深く関わっていることが示唆され,今後の日本食の評価につながる研究成果が期待されます。
 本研究会では,「食と健康」をテーマに学内外の講師や若手研究者が研究成果等を発表し,交流することを目的としています。この研究会は,安全・安心で高品質な「食」に恵まれた北海道において,「食」「健康」「医療」分野のプロジェクト創成を目的とした,産学官のプラットフォームとして機能することを目指し,定期的に開催しています。
 本研究会の事務局は産学・地域協働推進機構が担っていますが,今後も皆様の期待に応えられるよう,新たなプロジェクト形成に向けて,関係者のご協力を得ながら具体的な成果の創出を目指してまいります。
 本研究会に興味のある学内研究者は,お気軽にお問い合わせください。
◆E-mail:jigyo%mcip.hokudai.ac.jp(%は@に置き換え)
会場の様子

会場の様子

杏林大学 古賀教授

杏林大学 古賀教授

医学研究科 久住教授

医学研究科 久住教授

医学研究科 古賀特任助教

医学研究科 古賀特任助教

(産学・地域協働推進機構)

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