メディア・コミュニケーション研究院では,平成27年度公開講座「大衆文化から考える日韓の65年体制」を,6月1日から6月22日までの毎週月曜日,全4回にわたり実施しました。
本講座では,日韓国交正常化50周年を迎え,大衆文化の側面から,人々の様々な欲望やまなざし,戦略によって築かれてきた日韓関係について考えました。毎回の講義は,アメリカ,テレビ,東アジア,グローバル,韓流などをキーワードに,政治や経済の水準では見えなかった日韓共通の文化的経験を浮き彫りにしたうえで,今後の日韓のあり方について議論を行う形で構成されました。
日韓関係や韓国の文化に深い興味をお持ちの受講者の集中度は高く,毎回活発で有意義な時間となりました。最終日には,計43名の受講生が修了証書を手渡され,本講座は盛況のうちに無事に終えることができました。