国際広報メディア・観光学院,メディア・コミュニケーション研究院は,公共政策大学院公共政策学研究センターと北大アフリカ研究会,日本アフリカ学会北海道支部との共催により,プロテスタント人文社会学研究所(PIASS)の佐々木和之先生をお招きして,6月26日(金)に情報教育館にて講演会を開催しました。
講演者から,ルワンダの民族紛争の背景とジェノサイドの実態についての説明があり,そして平和学の専門から,被害者と加害者間の赦しと和解プロセスの多面性が体系的に描き出され,現在行われている国家主導による国民和解の問題点の指摘がありました。
本講演会は一般開放した結果,本学の研究者や学生のみならず,アフリカや開発問題の専門家や市民の方々が40人余りお集まりくださり,講演と質疑応答を通じて普遍的な人道問題について考えました。そして,講演者の活動に感銘し,ルワンダの未来に希望を託して講演会を終えました。