10月16日(金)医学部学友会館フラテ2階特別会議室において,産学・地域協働推進機構が主催する第11回「食と健康」研究会を開催しました。今回は食品に含まれる栄養素や香りが神経系に作用するメカニズムについて,株式会社ANBAS代表取締役社長であり,大阪大学名誉教授の永井克也先生と,京都大学大学院農学研究科准教授の大日向耕作先生より,最新の研究について講演いただきました。様々な研究成果から,「栄養素」や「香り」が神経系の働きと深く関わっていることが示唆されました。これからは,自分や家族に合った食事や香りを処方することによって,心身ともに健康な生活を送れる時代が来るのかもしれません。
本研究会では,「食と健康」をテーマに学内外の講師や若手研究者が研究成果等を発表し,交流することを目的としています。この研究会は,安全・安心で高品質な「食」に恵まれた北海道において「食」「健康」「医療」分野のプロジェクト創成を目的とした,産学官のプラットフォームとして機能することを目指し,定期的に開催しています。
本研究会の事務局は産学・地域協働推進機構が担っていますが,今後も皆様の期待に応えられるよう,新たなプロジェクト形成に向けて,関係者のご協力を得ながら具体的な成果の創出を目指してまいります。
本研究会に興味のある学内研究者は,お気軽にお問い合わせください。
◆jigyo%mcip.hokudai.ac.jp(%は@に置き換え)