12月3日(木),フロンティア応用科学研究棟1階セミナー室において,研究者のためのスキルアップセミナーF「読む読まないはタイトルで決まる」を開催しました。
当セミナーは,研究大学強化促進事業の一環として,研究者が成果等を社会に発信する際に必要となるスキルの向上のために,平成25年度より実施しています。
第7弾となる今回は,一般の方々が読むホームページやパンフレットに研究紹介などを書く際に,より多くの方の興味・関心を引くことができる効果的な「タイトル」や「リード文」のつけ方を学ぶことを目的としました。「本文を読みたくなるタイトルの作り方」と題して,広告文章作りに長年向き合ってきたコピーライターの佐々木葉子氏に,ご講演いただきました。
セミナーは,網塚 浩総長補佐の挨拶から始まり,佐々木氏による講義の後,参加者全員で本学の教員が書いたエッセイにタイトルを付ける演習を行いました。参加者から挙げられたタイトルについて,佐々木氏からの講評があった後,活発な質疑応答が行われ,充実したディスカッションが展開されました。
当日は教職員・大学院生を中心に80名の参加があり,アンケートの結果,85%が内容に「満足」「まあ満足」という回答であったほか,「実例が多くわかりやすかった」「座学だけでなかったので,身についた気がします」「これからも多面的な切り口での企画を期待させていただきます」などの意見も数多く寄せられ,当セミナーへの関心の高さがうかがわれました。
大学力強化推進本部,創成研究機構では,これらの意見を元に,今後の継続的なセミナー開催について検討していきたいと考えております。