「院生・若手研究者のための英語論文執筆セミナー」を人文社会科学系編,生命科学系編(2回),理工学系編の計4回開催し,大学院生・博士研究員(ポスドク)を中心に,英語論文指導の体系的な知識に関心をもつ教員など計424名の参加者がありました。
11月12日(木)に,社会科学実験研究センター,大学力強化推進本部URAステーション,附属図書館の共催(文学研究科後援)で,人文社会科学系編の英語論文執筆セミナーを開催しました。このセミナーでは,SAGE Publicationsアジア・太平洋地域エグゼクティブディレクターであるRosalia Da Garcia氏による英語論文執筆に関するレクチャー,及び最新の人文社会科学系論文出版状況の世界的動向についての講演が行われました。また,結城雅樹社会科学実験研究センター長から,新たに設けられた本学大学院生を対象とした論文賞についての説明がありました。
11月25日(水)・26日(木)の両日には,URAステーション,附属図書館の共催で,生命科学系編,理工学系編の英語論文執筆セミナーを開催しました。このセミナーでは,カクタス・コミュニケーションズ株式会社の西川マリ氏による「アクセプトされる英語論文の書き方」についての講演が行われました。
これらの講演以外に全ての回で,附属図書館からは,オープンアクセスの基礎知識,及びそれに関する図書館サービスについて,URAステーションからは,11月に開始した若手研究者向け論文校閲費支援事業についての説明を行いました。
講演に関して活発な質疑応答があったこと,セミナー終了後も講師へ質問する参加者が列をなす様子から,院生,若手研究者における英語論文執筆に対する関心の高さがうかがえました。また,アンケート結果では95%以上の方から「今後の論文執筆に役立つ知識が得られた」という回答を得ました。