12月12日(土),本学方円会(教職員囲碁同好会)が学生囲碁部との交流会を行いました。この会は毎年12月中旬に方円会が主催するもので,年末に東京の日本棋院で開かれる全日本大学囲碁選手権大会の壮行会を兼ねています。
今年の参加者は学生囲碁部14名,教職員10名の計24名でした。対局に先立つ自己紹介で,杉本昌義部長(農学部2年)をはじめレギュラー陣から大会で上位を狙う抱負が語られ,今年こそは3位入賞を果たしてくれるのではないかと期待が膨らみました。また級位レギュラー以外の学生も各自目標を持って精進している様子で,部全体がとても良いムードであると感じました。教職員からも自己紹介があり,医学研究科の高山芳幸八段からは全員を代表して激励の挨拶がありました。
教職員側が若干少なかったため,高段者は1対1の真剣勝負,低段者と級位者は教職員による多面打ちとなりました。毎年苦労するのが教職員と学生との手合割(ハンデキャップ)です。アマチュア囲碁界の段級は自己申告制で,一般に学生は自己評価が厳しく社会人は甘い傾向があるため,お互いの自己申告に基づく手合割は教職員にとって不利になりがちですが,教職員は少しでも彼らの飛躍の踏み台になれたら良いと思いながら対局に臨んでいました。
平成27年の方円会活動は,秋季の知事杯職場対抗戦で悲願の初優勝を成し遂げるなど実りの多いものでした。平成28年も学生囲碁部ともども充実した年になることを祈っています。