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新渡戸カレッジで対話プログラムを開始

 新渡戸カレッジでは,平成27年度より,3年生以上のカレッジ生を対象に「対話プログラム」を行っています。本プログラムの目的は,カレッジ生がフェローとの一対一の対話を通して国際感覚等の経験を学び,リーダーシップ力の向上に役立てることです。4月23日(土)・24日(日)に開催した本年度最初のプログラムには,カレッジ生31名が参加し,フェロー16名と活発な対話を行いました。
 23日(土)は,はじめにフェローの自己紹介プレゼンテーションが行われました。これまでの仕事や人生についてユーモアを交えて語るフェローに,カレッジ生は耳を傾け,活発に質問をしていました。その後の自由懇談では,カレッジ生は関心をもったフェローを訪問し,リラックスした雰囲気の中で懇談を深めていました。カレッジ生からは,「フェローの人柄や雰囲気など,事前に配布された資料だけではわからないことを感じ取ることができた」「希望の話題についてどの方と対話をするのが良いか考える上で参考になった」等の感想が寄せられました。
 24日(日)には,カレッジ生が希望のフェローと向き合い,チームの中で信頼される人間になるために何が必要か,また,学んだことを仕事や研究を通して社会に還元し貢献するために,今どんな意識をもって取り組むべきか等,事前に各自が設定したテーマを掘り下げ,発展させる形で対話を行いました。
 本プログラムには,前年度から引き続き4年生も参加しました。フェローは,カレッジ生が対話を重ねる毎に思考力を深め,人間性が一回りも二回りも大きくなっていくのを感じているようでした。カレッジ生は,毎回対話内容を振り返り,フェローの助言や対話からの「気づき」などを記録することにより,今後のコミュニケーションスキルを高め,グローバル的視点からリーダーとしての自己研鑽に努力しています。
 対話プログラムは,7月,11月,翌年1月にも行う予定です。
ユーモアを交えて人生観を話す島田元生フェロー"

ユーモアを交えて人生観を話す
島田元生フェロー

フェローとの自由懇談

フェローとの自由懇談

全体懇親会の様子

全体懇親会の様子

(学務部学務企画課)

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