5月16日(月)・17日(火)に,ビッグデータとサイバーセキュリティに関わる日米の大学・企業間連携に関する公開討論会「21世紀の超スマート社会に関するフォーラム:日米コンピュテーショナル・プラットフォームの創設」を開催しました。
山口佳三総長からの開会挨拶に続き,土屋定之文部科学省事務次官,星野岳穂経済産業省大臣官房審議官,山谷吉宏北海道副知事の来賓挨拶が行われ,フォーラムが開幕しました。
新しい社会構造への急激な変革期に中核をなすデジタル化について,産学官連携を持続的に進めるエコシステムの構築が不可欠です。本学では国際連携研究教育局(GI‐CoRE)内に,同分野に特化したビッグデータ・サイバーセキュリティを研究するグローバルステーションを立ち上げて国際連携を進めており,産学・地域協働推進機構では研究成果の社会実装に向けた産学・地域の連携体制を構築してきました。
フォーラムでは,マサチューセッツ大学アマースト校,オハイオ州立大学,米国科学アカデミー,在札幌米国総領事館,カナダのブリティッシュ・コロンビア大学や,東北大学,九州大学,慶應義塾大学,日本アイ・ビー・エム株式会社,株式会社日立製作所,富士通株式会社,東京電力ホールディングス株式会社,武田アンド・アソシエイツといった国内外の大学・企業・団体から,異なる視点による国際産学連携に係る講演・挨拶があり,一般公開の産学連携セミナーでのパネルディスカッション,非公開形式のラウンドテーブル・ディスカッションへと繋げ,現状理解と産学連携エコシステムの必要性を再認識し,更なる協力を約束する機会となりました。