6月3日(金),教育学部会議室において,「障害者差別解消法に係る本学の取り組みについて」と題するFD研修を開催し,教職員36人が参加しました。
今回は講師として,高等教育推進機構特別修学支援室専任教員の伊藤康弘准教授を招き,本年4月に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」について,本法の概要をはじめ同法施行を踏まえ,本学での取り組みについて分かり易く,かつ内容の濃い講演が行われました。
特に今後,国立大学法人として行うべき法的「義務」と「努力義務」の関係性や「合理的配慮」と「基礎的環境整備」に係る対応方法など具体的な示唆があり,参加者の関心が高いものとなりました。
短い時間でしたが,講演後の質疑応答の中では活発な意見交換が行われ,大変有意義な研修となりました。