高等教育推進機構高等教育研修センターでは,着任して5年以内の新任教員を対象とした新任教員研修(北海道大学教育ワークショップ)を11月18日(金)・19日(土)の両日,北広島市の北広島クラッセホテルを会場に合宿形式で開催しました。
今年度第3回目となる本ワークショップは,「アクティブ・ラーニング型授業の設計」をテーマに開催し,本学教員15名,学外の教員1名の参加がありました。仮想の授業科目を発案し,そのシラバス作成を通じて,教育の基礎を理解し,授業のデザイン方法,新しい教育手法等を身に付けることを目指しました。
開催にあたり,𢎭 和順副機構長から挨拶があった後,バスで北広島へ移動し,早速4グループに分かれてシラバスを作成する研修に入りました。
このプログラムは,一つの課題について「レクチャー」「グループ討論」及び「成果の発表,全体討論」を1セットとして,3つの課題について行い,参加者はシラバスを具体的に作り上げていく過程を通して,授業の目標・計画・評価方法の3つの基本的要素を体験的に学びました。また,各セットの間には自身のシラバスの校正と講師による添削,エクセレント・ティーチャー受賞経験者の工学研究院の長谷川靖哉教授による講演が行われました。
最後に,細川敏幸副センター長から受講者へ教育ワークショップ修了証書が手渡され,全日程が終了しました。
事後アンケートでは「教育に漬かり続ける2日間は非常に充実しており,教育に対するモチベーション向上につながりました」「シラバス作成に関し,大変参考になりました」等の意見が見られ,大変有意義なワークショップとなりました。