11月18日(金),学術交流会館で“The 4th International Life-Science Symposium(第4回生命科学国際シンポジウム)”を開催しました。本シンポジウムは,国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラムとして生命科学院が実施する「次世代の生命科学グローバルリーダー養成プログラムInternational Graduate Program, Training Program for Global Leaders in Life Science(IGP-GLLS)」が主催する国際シンポジウムで,生命科学院の学生を中心に企画・運営を行いました。
本年度も,今後の日本の生命科学の研究を担う次世代の若手研究者の異文化交流の足掛かりとして位置づけ,若手研究者同士のコミュニケーションの場を提供するという目標のもと,留学生47名を含む115名が参加し,12件の口頭発表及び32件のポスター発表を通して,活発な質疑応答が行われました。
招待講演では,先端生命科学研究院のDaniel R. King 助教を招き,先生のこれまでの研究内容に加えて,国際コミュニケーションの秘訣や海外の大学と日本の大学の違いについて講演があり,参加者は熱心に耳を傾けていました。
シンポジウム終了後は,本年10月入学のIGP-GLLS留学生の歓迎会と3件の優秀口頭発表賞の授賞式を兼ねた懇親会を中央食堂2階で行いました。参加者は国境を越えて,親睦を深め合い,お互いの研究について語り合いました。
本シンポジウムは,留学生をはじめ日本人学生にとっても,若手研究者が将来的に国際的な場で活躍するための一助となり,将来のますますの発展を手助けするものになったと思います。
開催にあたりご指導・ご協力をいただいた先生方,ご支援をいただいた事務担当者の方々,準備・運営にご協力いただいた留学生・学生に深くお礼申し上げます。