12月13日(火)・14日(水)に「第3回国際食資源学フォーラム−アジアの食資源問題と大学の果たすべき役割−(3rd International Forum on Global Food Resources -Universities’Role in Contributing to Asian Nations for the Issues of Global Food Resources-)」を,国際食資源学院設置準備委員会と国際連携研究教育局(GI-CoRE)食水土資源グローバルステーションの主催,本学の国際交流協定校であるカセサート大学水産学部との共催により,タイ・バンコク市内のカセサート大学バンケンキャンパスに近いMaruay Garden Hotelで開催しました。
本フォーラムは,平成29年4月設置の国際食資源学院における修士課程の内容を紹介しながら,アジアの食資源に関する諸問題を,タイをはじめとするアジア各国から話題提供していただき,課題解決のために本学を含め各国の大学が果たすべき役割について議論することを目的として開催したものです。
フォーラムでは丸谷知己食水土資源グローバルステーション長,及びタイ・アジア工科大学の山本和夫副学長が基調講演を行いました。また,タイ・カセサート大学とチュラロンコン大学並びにプリンス・オブ・ソンクラー大学,ラオス国立大学,カンボジア王立農業大学,シンガポール国立大学,インドネシア・ボゴール農業大学,行政機関としてタイ・農業協同組合省の水産局と農業局,東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC),さらに民間企業からチェンマイ大学と共同プロジェクトを進めるウシオ電機株式会社,本学との共同プロジェクトを進めている日立化成株式会社から参加があり,活発な意見交換が行われました。
2日目の最後に行われたGeneral Discussionでは,世界の食資源に関する諸課題の解決に向け,各大学や諸機関が連携して教育と研究に取り組むことの重要性が改めて指摘され,今後の連携強化に向けて相互の協力を推進していくことを確認して,盛会裡に終了しました。


