さて,情報システムやネットワークは,世界中の人やモノと繋がり,非常に便利で,かつ研究・教育に不可欠なインフラとなっていますし,今後ますますその繋がりは深化していきます。一方で,使い方を誤ったり,悪用されるなど,インシデントが起きた場合の影響は深刻になりつつあります。
情報セキュリティ対策には,技術的に対応できる部分と技術ではカバーできない,利用者一人ひとりの意識や普段からの行動に負う部分があります。
情報セキュリティ対策は道半ばです
昨年1月の情報セキュリティインシデントを受け,学外からの通信制限・許可制導入やネットワークの感染監視強化など技術的な対策を実施する一方,情報セキュリティ及び個人情報保護に関する階層別セミナー,全教職員を対象としたe-Learning研修,標的型メール攻撃訓練など,利用者のセキュリティ意識向上に向けての啓発活動を実施して参りました。その後もインシデントは少なからず発生していますが,技術的な対策強化により,重大なインシデントには至っていませんでした。
しかしながら,昨年12月,個人情報を含むパソコンの紛失という,利用者個人の意識・行動に起因するインシデントが発生しており,情報セキュリティ及び個人情報保護に関する全構成員への意識の徹底はまだ道半ばといった状況です。
情報セキュリティインシデントの傾向は?
皆さんも日本年金機構(2015年6月),JTB(2016年6月),富山大学(2016年10月)のインシデントは記憶に新しいと思いますが,いずれも標的型メール攻撃によりウィルスに感染したことに起因する情報流出事案です。最近の標的型メールは,見分けるのが難しいほど,ますます巧妙になってきています。また,他大学等でも個人情報を含むパソコンやUSBメモリの盗難・紛失,メール誤送信など機器の誤操作等による情報流出事案も後を絶ちません。
さらに,IDやパスワードの脆弱性を利用した不正アクセスも相変わらず多発しています。
情報セキュリティの最後の砦はあなたです
情報セキュリティインシデントは,システムの技術的な対策だけでは防げません。
不審なメールは開けない,個人情報は安易にパソコンに保存しない,記録した媒体は持ち出さない,安易なパスワードは使わない,パスワードの使い回しはしない,といった利用者一人ひとりの普段からの意識と行動が不可欠です。
一人の不注意やルール違反によりインシデントが起きてしまうと,損害賠償といった実損に加え,組織全体の社会的信用を失うことになり,それを回復するには多大な労力とコストが発生しますし,性悪説に立ったルールの強化をせざるを得なくなり,善良な多数の利用者の利便に支障をきたしかねません。
情報環境推進本部では,今後も情報セキュリティに関する研修や訓練を実施して参りますので,ご理解とご協力をお願いいたします。
情報セキュリティの最後の砦は,あなたです。情報セキュリティインシデントを他人事と思わず,情報セキュリティを守るのは自分自身であるということを忘れずに行動していただくことを期待しています。
不審なメールは開けない,個人情報は安易にパソコンに保存しない,記録した媒体は持ち出さない,安易なパスワードは使わない,パスワードの使い回しはしない,といった利用者一人ひとりの普段からの意識と行動が不可欠です。
一人の不注意やルール違反によりインシデントが起きてしまうと,損害賠償といった実損に加え,組織全体の社会的信用を失うことになり,それを回復するには多大な労力とコストが発生しますし,性悪説に立ったルールの強化をせざるを得なくなり,善良な多数の利用者の利便に支障をきたしかねません。
情報環境推進本部では,今後も情報セキュリティに関する研修や訓練を実施して参りますので,ご理解とご協力をお願いいたします。
情報セキュリティの最後の砦は,あなたです。情報セキュリティインシデントを他人事と思わず,情報セキュリティを守るのは自分自身であるということを忘れずに行動していただくことを期待しています。
