先端生命科学研究院では,2月13日(月)に理学部7号館310室にて平成28年度FDSD研修会「総会2016」を開催し,教職員49名,事務部31名が参加しました。今年度も教育・研究担当の全教員及び研究室の事務・技術職員を対象とし,同研究院の諸研究・教育活動報告とともに理学・生命科学事務部の業務報告も実施しました。
プログラム第1部では,出村 誠研究院長から本学が取り組む第3期中期目標・中期計画の概説とともに,先端生命科学研究院の今年度の「研究推進,教育改革,研究・教育環境,リスクマネジメント,サスティナブル」への取り組みの概要説明がありました。第3期初年度に附属センターを改組し,ソフトマターグローバルステーションGI-CoRE,産業創出部門設置,先端研究基盤共用促進事業(新共用)ソフトマター機器共用ユニット(SMOU)推進など,センターのユニット活動が紹介されました。教育改革では,大学院IGPプログラム,生命科学院FD研修「ルーブリック入門」,オープン教材制作(オープンエデュケーションセンターとの連携),理学研究院アクティブラーニング推進室との連携活動の他,国際化に関する諸活動も報告されました。また,リスクマネジメントでは,個人情報・情報セキュリティの一元管理規程改正が周知されるとともに,海外出張中の組織的な危機管理への取り組みについても説明されました。
サスティナブルへの取り組みでは,門出健次副研究院長から北キャンパス総合研究棟2号館の「2016年度夏次世代棟:省エネアクションプラン」の実施報告がありました。この実施には,サステイナブルキャンパス推進本部,研究推進部,施設部,理学・生命科学事務部及び居住教職員が協力しました。1ヶ月間の節電アクションの詳細な調査結果を公表し,最大11%の節電効果やその他の課題について総括がありました。
第2部では,理学・生命科学事務部の主要担当ごとに若手代表9名による業務活動報告がありました。教員からの質疑応答もあり,普段聞けない事務管理の難しさを知る良い機会となりました。研修会終了後には先端生命科学研究院と理学・生命科学事務部の意見交換会も行われ,今後の大学教育・研究環境の改善に教員と事務職員との協働が欠かせないという意識を更に深めることができました。
◆開催概要ホームページ
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/advlfsci/