北の鉄道風景

(49)

早春の根室本線を往く

2012.4.28 根室本線 布部〜山部(富良野市)

2012.4.28 根室本線 布部〜山部(富良野市)

 根室本線・滝川〜富良野〜新得の区間は,かつては道央と道東を結ぶための幹線ルートであった。しかし,1981年(昭和56年)に,南千歳〜新得間をショートカットする石勝線が開通すると,道央−道東間の幹線としての役割は石勝線に移り,同区間は地域輸送のためのローカル線となった。それから36年が経過した現在,JR北海道の厳しい経営状況などを背景に,富良野〜新得間は廃線の危機に瀕している。この写真は滝川発釧路行きの普通列車が早春の根室本線・布部付近を往く光景だ。このように長閑な光景も,近い将来,廃線によって失われてしまうのだろうか。

情報科学研究科 准教授 山本 学

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