お知らせ

グローバルファシリティセンター機器分析受託部門を創成科学研究棟に移設

 創成研究機構グローバルファシリティセンター(以下,GFC)では,これまで分散していた機器分析拠点を北キャンパスへ集約し,新しい体制で分析サービスの提供を始めました。
 札幌キャンパス南エリアから北エリアへ移転したのは,GFC5部門のうちの一つである「機器分析受託部門」で,専任の技術スタッフは,4月から新たな環境で受託分析業務を再開しました。
 機器分析受託部門は「分析機器を活用し教育と研究にその施設を供すると共に化学分析および分析技術の開発研究を通じて本学における教育・研究の進展に資すること」を使命として,長きにわたり受託分析を行っています。現在行っている受託項目は質量分析,有機微量元素分析,アミノ酸組成分析,タンパク質配列分析の4つで,なかでも質量分析については年間1万件ほどの受託件数の約3分の2を占める利用率の高い分析項目であり,種類の異なる6台の質量分析装置を設置して分析を行っています。移転に伴い,NMRについては受託停止となりましたが,専任の熟練した技術スタッフが第3者として分析を担い,ディスカッションを行いながら研究者に寄り添った対応をしていく当部門のスタイルは,学内のみならず学外からのユーザーにも信頼を得ており,学外からの受託件数も年々増加しています(平成28年度実績 約500件)。
 また,GFCの発足(平成28年1月)と同時に,本学における受託分析の窓口となるべく「受託分析サービスサイト」を立ち上げました。学内部局・センター等との連携を図りながら受託分析の側面から研究支援及び産学地域連携を推進していきます。
 GFCは機器分析受託部門のほかオープンファシリティ部門,試作ソリューション部門,設備リユース部門,国際連携部門の5部門他2室で活動しています。新たな仲間を迎えた北キャンパスのGFCにご期待ください。
https://www.gfc.hokudai.ac.jp/iad/
創成科学研究棟への移設セレモニー(2017.3.22)

創成科学研究棟への移設セレモニー(2017.3.22)

タンパク質配列分析タンパク質配列分析

タンパク質配列分析

(創成研究機構)

前のページへ 目次へ 次のページへ