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北海道ティー・エル・オー株式会社
道内初の技術移転機関として承認

村田通産相産業政策局長から承諾書の交付を受ける泉社長(中央)と富田副学長
村田通産相産業政策局長から承諾書の
交付を受ける泉社長(中央)と冨田副学長
 北海道内の大学等の教員が中心となって出資し,12月3日に設立された北海道ティー・エル・オー株式会社(本社・駅前北ビル7階,社長・泉 誠二北電会長)が24日,「大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律(略称:大学等技術移転促進法)」に基づく技術移転機関(TLO)として,文部大臣及び通商産業大臣の承認を受けた。道内では初,国内では10番目となる。
 承認書は,村田通商産業省産業政策局長から北海道ティー・エル・オー株式会社の泉社長に交付された。当日は,冨田副学長も同席した。
 承認を受けたことにより,
 (1) (財)日本テクノマートによる特許流通アドバイザーの派遣(5年間無償)
 (2) 産業基盤整備基金による助成金(上限2000万円/年)の交付及び借入金に対する債務保証
 (3) 特許料及び出願審査請求の手数料が1/2に軽減 などの措置を受けることができることとなった。
 今後は更に,道内大学等の協力を密接にしながら,大学等技術移転事業,研究情報提供・交流事業,調査研究事業及びコンサルタント・事業化支援事業を行っていく。
 なお,北海道ティー・エル・オー株式会社は,2月に増資を行い,さらに多くの道内大学等の教員から出資を募る予定である。
(総務部研究協力課)

 
設立総会(12月3日)後記者会見する泉社長と富田副学長

設立(12月3日)に当たり挨拶する丹保総長
設立総会(12月3日)後記者会見する泉社長と冨田副学長
設立(12月3日)に当たり挨拶する丹保総長