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外国人留学生歓迎・送別懇談会を開催

新規入学生を代表してスピーチする
レンテル,ヴィクター ウィリアムさん
 平成11年4月以降に入学した留学生の歓迎と本年3月に勉学や研究を終えて帰国する留学生の祝賀を兼ねた総長主催の懇談会を2月17日に京王プラザホテル札幌において開催しました。
 当日は,170人の留学生のほか,各国在札幌総領事館や学外留学生支援団体,各部局長,指導教官,留学生関係委員会委員など,280名の出席がありました。
 懇談会では,丹保総長並びに学外招待者を代表して孫平在札幌中華人民共和国総領事館総領事からの挨拶に続いて,新規入学生代表及び帰国留学生代表からスピーチが行われました。
 新規入学生を代表して,レンテル,ヴィクター ウイリアムさん(アメリカ・文学部所属の北海道大学短期留学プログラム(HUSTEP)生)から,留学を通じた異文化体験の中から多くを学び外国の文化に大きな影響を受けた歴史上の偉人の紹介があり,「私たち一人一人は,世界がもはや国境や大陸によって分けられてはいないのだという時代の証人でもある。私たち一人一人を分けているものがあるとすれば,それは国籍ではなくて私たちそれぞれの人生に対する価値観だけだ。」と留学の意義と期待が述べられました。
帰国留学生を代表してスピーチする
トラベルシ,イスマイルさん
 続いて,帰国留学生を代表して,大学院地球環境科学研究科のトラベルシ,イスマイルさん(チュニジア・大学院地球環境科学研究科博士後期課程)から,後輩の留学生に対し「日本に留学したのだから日本の研究の仕方を学んで国へ帰って役立てて下さい。」,「私は日本に来てから今日まで,朝から帰るまで「がんばります。」と言い続けてきた。」と日本語の慣用語につい笑いを誘う紹介があり,最後にチュニジアと日本の友好のために努力していくことの決意と謝辞が述べられました。
 次いで,冨田副学長の乾杯の音頭で懇談の輪が広がり,楽しい交流の一時を過ごしました。

(学務部留学生課)
懇談する参加者