授与式の後,毛利さんは,新入生ら約2千人の学生を前に,この度の宇宙飛行で撮影した地球の映像を交えて「宇宙を語る」をテーマに講演し,「地球と宇宙を広く見渡せる広い視野と聡明で強い意志,生命全体を考慮した優しさを持って欲しい」と語りかけました。
学生からの質問に対しては「高校までは,答えは1つという訓練をされているが,これからは教科書に書いていないことをどこまで掘り下げられるかという意識が大切」,「大学では,自分の理論で先生の期待するものと違うことを考えていくことが重要」とアドバイスされ,学生達に共感と感銘を与えていました。
多忙なスケジュールの中,久しぶりに母校を訪れた毛利さんは,講演終了後も,在職していた工学部や自らも学んだ理学部を訪問し,本学を後にしました。
(総務部総務課)