部局ニュース

ぼくの植えた苗,早く大きくなあれ!
   −昭和40年代からの恒例,田植え体験−

 本場では,4月中旬にビニールハウスで種をまいて成育した苗を,5月下旬に学生実習用の水田(50a)に移植(田植え)します。
 今年も5月22日(月)に札幌第一幼稚園,24日(水)に本学教育学部附属乳幼児発達臨床センターの園児約150名も田植えに加わり,秋の豊作を祈りました。
 昨年より気温が幾分高く,ほとんどの子がズボンをどろんこにして田んぼに入りました。
「ぬるぬるしてておもしろい」とはしゃぎまわる子,「もっと苗をちょうだい」と得意気に苗をせがむ子,尻もちをつき,なかなか立てない子,夢中のあまりみんなからひとり離れてしまい「そっちまで行っちゃダメ」と叱られる子,保母さんたちは大急がしです。
「ぼくの植えた苗,早く大きくならないかなぁ」「いつ,お米になるのかなぁ」子どもたちには,9月下旬の収穫期が待ちきれない様子です。
 本場は,水稲面積120haを有し,主に「きらら」と「ほしのゆめ」を生産しています。

(農学部附属農場)

初めて田植えを体験をする園児たち
初めて田植えを体験をする園児たち