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留学生が地域との交流事業
  「世界まるかじりin日高」に参加

樹魂合戦で3位健闘の留学生チーム
樹魂合戦で3位健闘の留学生チーム
留学生と高校生との交流
留学生と高校生との交流
日高少年自然の家広場での参加留学生
日高少年自然の家広場での参加留学生

 今年で10回目を迎える同事業は「世界まるかじりin日高」と称して,7月15日(土)〜16日(日)の日程で,14カ国102名の本学外国人留学生とその家族が参加して日高町において開催されました。
 この交流事業は,留学生たちが日本の伝統的な祭りを体験し,地域住民との触れ合いを通して地方の生活・文化を学び,世界各国の人々が日高で友好の輪を拡げることを目的として,本学と国立日高少年自然の家(日高町)の共催により実施しているものです。
 15日,2台のバスに分乗して一路日高へ,途中,「日高山脈館」に立ち寄り,日高山脈の成り立ち,その地質,化石,動植物などの展示物を見学して目的地の国立日高少年自然の家に到着しました。早速,参加者全員がハッピを着て祭り参加の準備,町民の指導による「盆踊りの講習」,「うちわづくり」,「みこしの組み立て」をして,祭り会場まで「みこしパレード」を行いました。「盆踊り」は,講習の成果があって,町民と一緒に大きな輪になり,みごとに踊りきりました。夜は,自然の家に会場を移し,留学生,そして日本人家族,同施設で合宿の高校生と各種ゲームを通じて国際交流が行われ,中でも全員に配られた真っ白なTシャツにいろいろな国の人がいろいろな言葉で思い思いのメッセージを書き込み,世界で1枚しかない思い出のシャツを作り,参加者の良い記念になりました。
 16日は,日高町の祭り(樹魂祭)のメインイベントである力と技の「樹魂合戦」が行われ,留学生チームも男女各2チームが参加しました。男子チームは並み居る強豪を相手に3位と健闘し,町民の喝采を浴びていました。ほかにもいろいろなイベントが繰り広げられ,留学生その家族たちは町民の中に飛び込んで多くの景品を手に喜んでいました。
 別れのつどいでは,参加者を代表して中国の留学生が挨拶し,「今日はむし暑い日です。しかし,それ以上に熱いものが私たちにあります。その熱いものを大切にしたい。そして雄大な自然と温かい人々に触れるためまた来年も日高で会いましょう。」といった言葉を残し日高をあとにしました。
 
(学務部留学生課)