部局ニュース
 
水産学部で
 第2回教育ワークショップ(FD研修)を開催
 
 「水産科学研究科・水産学部の方針と方策,今なにをなすべきか」と題して,研究科・学部独自の企画・立案による第2回教育ワークショップを,平成12年7月25日(火)に約30名の教職員の参加のもとで開催しました。
 今回の教育ワークショップでは,昨年度北海道大学FD研修に参加した教官によるミニFD研修を体験できるように企画され,アイスブレーキングの後に「期待される水産学部学生像とワンランクアップ戦略」というタイトルで5つのグループに分かれて討論と発表を実施しました。
 初めての体験ということもあり,限られた時間で少し戸惑いはありましたが,FD研修を実感できたことは,今後に向けてワンステップ進んだといえます。
発表,討論風景
発表,討論風景

 この他に平成11年度北海道大学年次報告の「教官の総合的評価について」にもとづいて,水産科学研究科・水産学部の教官は,大学全体のなかでの負担はどのような状況にあるのか,水産学部の入学選抜を今後どのように考えたらよいのかについて討論が行われました。さらに,研究科長から示された客観的な資料を用いての解説と「今われわれはなにをなすべきか」について討論が行われました。
 平成12年度に大学院の講座としてスタートした水産科学研究科が今後北海道大学の一つの研究科として,他研究科と連携して教育・研究のレベルを維持していくために,我々はこれから何をなすべきなのか(研究科としての方針),どのようになすべきなのか(研究科としての方策)を将来構想の策定のなかで考える機会となりました。
 今回のワークショップでは,現実的なテーマで討論されたことから,今後もこのような機会を設けて本格的に教職員が研究科・学部のことを自由に考えようという要望が出されました。水産科学研究科・水産学部の教育ワークショップは,高等教育機能開発総合センター主催のFD研修に参加した教官が水産科学研究科FD研修室に所属して,今後,提案・運営していくことになり,ワンランクアップのワークショップの取り組みに期待する声が強く出されました。
 
(水産科学研究科・水産学部)