部局ニュース
 
医学部附属病院
札幌市総合防災訓練に医療救護班として参加
 
想定された災害現場の様子
想定された災害現場の様子

 札幌市総合防災訓練が9月1日の「防災の日」に実施されました。
 医学部附属病院では,札幌市の要請を受け,本院災害対策マニュアルに基づき,医療救護班として医師2名,看護婦2名が参加しました。
 今回は,地震による複合的災害の発生を想定して,札幌市,国等の関係行政機関及び各関係機関が行う各種の災害応急対策の訓練が実施され,実際の災害に対し万全を期すとともに,自主防災組織をはじめ,地域住民の参加を通じ,防災意識の普及,防災関係機関と住民の協力体制の確立を目的に,約60団体,約3,500人が参加して実施されました
ヘリコプターで到着した北大病院医療救護班
ヘリコプターで到着し
た北大病院医療救護班

 本院の「医療救護班」は,応急救護所内でトリアージ及び応急処置の実施のため,札幌市消防局のヘリコプターで現地へ向かい,現場応急救護所にて他の医療機関の派遣者と多数発生している負傷者の処置を行いました。
 本院では今回初めて札幌市の総合訓練に参加し,参加者からは,「実際に災害が起きた場合,負傷者の搬送等がスムーズに行われるのか?」といった感想も寄せられました。
 本院では今後,この経験を院内の防災訓練にも取り入れ,負傷者の受け入れに万全を期したいと考えています。
 
(医学部附属病院)