医学部附属病院で
脳死臓器移植提供シミュレーションを実施 |
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脳死判定医による脳死判定作業
(場所:本院第一ゼミナール室) |
医学部附属病院では,9月13日(水)午後1時から脳死による臓器提供者が現われたと想定して,脳死体からの臓器提供シミュレーションを実施しました。
本院では,これまで平成9年10月に当時の日本腎臓移植ネットワーク北海道ブロックセンターの協力のもと,移植のための臓器搬送シミュレーションを実施してきましたが,今回は,日本臓器移植ネットワーク北海道ブロックセンターのコーディネーターの協力を得て,約30名の脳死判定医・関連医師・看護婦・技官・事務官の参加のもと実施されました。
シミュレーションは,本院第一ゼミナール室及び集中治療部隔離室を使用して,
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脳死判定医による脳死判定作業
(場所:本院集中治療部隔離室) |
40歳の男性がクモ膜下出血により臨床的脳死状態になったという想定で開始され,昨年9月に厚生省から出された「法的脳死判定マニュアル」及び「臓器提供施設マニュアル」並びに「北海道大学大学院医学研究科医の倫理委員会臓器移植に関わる脳死判定基準」に沿って慎重に法的脳死判定を行いました。
シミュレーション終了後の反省会では,脳死判定は厳正かつ確実にひとつひとつの手順を踏むことや迅速な連絡体制が非常に重要であることが確認されました。
(医学部附属病院)
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