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日本学術振興会「外国人著名研究者招へい事業」により気候学の世界的権威者 大村 纂教授(スイス連邦工科大学)を招へい
 
低温科学研究所上席招へい研究員室前で(大村教授)
低温科学研究所上席招へい
研究員室前で(大村教授)
低温科学研究所玄関前で(左から本堂所長,大村教授,福田教授)
低温科学研究所玄関前で(左から
本堂所長,大村教授,福田教授)
氷河セミナー(北ユーラシア・北太平洋地域研究センター)
氷河セミナー(北ユーラシア
・北太平洋地域研究センター)
 本学では,平成12年度から新設された日本学術振興会「外国人著名研究者招へい事業」により,北ユーラシアの陸域と大気の相互作用に関する世界的権威者のスイス連邦工科大学(チューリッヒ)大村 纂(あつむ)教授を招へいしました。
 本事業は,人文・社会科学及び自然科学の全分野において,ノーベル賞受賞者等,特段に優れた業績を有し,かつ,世界において当該分野で指導的立場にある者を我が国の大学招へいし,セミナーや共同研究を通じて大学内で重点的に進めるべき分野等の進展に寄与することを目的とするものです。
 大村教授は,低温科学研究所の上席招へい研究員として,9月1日から10月31日までのわずか2か月間の滞在でしたが,低温科学研究所及び北ユーラシア・北太平洋地域研究センターを拠点に,本学のみならず他大学等においても数多くの講演会,セミナー等に参加するなど,精力的な活動を展開されました。また,こうした多忙な中,頻繁に訪れる若手研究者の様々な疑問,質問に対して丁寧に答えられる姿が印象的でした。
 本学での今年度の活動を終えた大村教授は,11月1日チューリッヒに帰国しましたが,同教授の招へいは,今年度から3か年にわたって予定されており,平成13年度は,7月に来日して2か月間本学に滞在する予定です。
 本事業による大村教授の招へいは,関係者からその成果が大いに期待されています。
 
(総務部国際交流課,低温科学研究所)