部局ニュース
 
防火訓練の実施
−医学部附属病院,水産科学研究科,大型計算機センター −
 
▼ 医学部附属病院
ヘリコプターによる救助訓練
ヘリコプターによる救助訓練

 医学部附属病院では消防法の規定に基づき,年2回の防火訓練を行っています。本年も秋の総合訓練を,10月24日午後2時から,10階婦人科(10−1)病棟を火元として昼間に火災が発生したことを想定し,出火階のナースステーション及び医学部附属病院自衛消防隊を中心に行いました。
 非常時における迅速かつ的確な通報,初期消火,入院患者等の安全確保・避難救助等を目的として,医師,看護婦,技師,事務職員等本院関係者320名,入院患者251名及び北消防署57名の総勢628名が参加して総合的な訓練を行いました。
消火器を使った訓練
消火器を使った訓練

 なお,今年は,本院の環境整備が完了したこともあり,札幌市北消防署の訓練もあわせて行われ,これには,梯子車,消防車,救急車等はもちろん,病棟屋上からヘリコプターによる救助も実施され,本番さながらの訓練でした。本院再開発整備工事期間中は,消防車等が出動する訓練はしておらず,今回は十数年ぶりの出動となりました。
 訓練終了後,北消防署の予防課長から,訓練は概ね良好に行われたとの講評を受け,続いて,消防署員の指導の下,医師及び看護婦を中心に,実際に消火器を使った消火訓練を行い,火勢の強さと消火器の威力を,身をもって体験しました。
 
(医学部附属病院)
▼ 水産科学研究科
非常放送の訓練の様子
非常放送の訓練の様子

 水産科学研究科では,11月7日(火)午後1時30分から教職員,学生200名が参加し,函館市西消防署の協力を得て消防訓練を行いました。
 今回は,管理・研究棟の2階実験室から出火したとの想定で,火災発生と共に「出火現場の確認及び防災電話による通報」「非常放送,119番通報」「消火器,屋内消火栓による初期消火」「避難誘導,救護活動,重要書類の搬出」等を行いました。
 また,避難訓練終了後,函館市西消防署員から消火器の取扱い方の指導を受け,教職員,学生が実際に消火器を使用した訓練も行い,参加者の火災予防に対する意識の高揚が図られ,約40分におよぶ防火訓練を終えました。
怪我の手当を受ける負傷者
怪我の手当を受ける負傷者
消火器を使った訓練
消火器を使った訓練
 
(水産科学研究科・水産学部)
自衛消防隊長に報告する避難誘導班長
自衛消防隊長に報告する避難誘導班長
室内消火栓操作訓練をする職員
室内消火栓操作訓練をする職員
▼ 大型計算機センター
 大型計算機センターでは,去る10月30日(月)午後2時に2階給湯室から出火したとの想定で,教職員及び利用者約50名が参加して,防火訓練を実施しました。
 今回の訓練では,本センター自衛消防隊による通報連絡,避難誘導,救護等が適切かつ迅速に行われました。
 また,避難訓練終了後,消火器による消火訓練,屋内消火栓の取扱いの説明及び緩降機による降下訓練を行い,防火に対する意識の高揚を図ることができました。
 
(大型計算機センター