部局ニュース
 
歯学研究科で
市民公開講座「歯の痛みとその対応」を開催

 
熱心にメモを取る受講生
熱心にメモを取る受講生
質疑応答風景
質疑応答風景
質問に答える講師陣
質問に答える講師陣

 本研究科では,平成12年11月18日(土),学術交流会館第一会議室において,平成12年度北海道大学大学院歯学研究科の市民公開講座「歯の痛みとその対応」を開催いたしました。
 午後1時30分から途中15分の休憩をはさんで,午後4時35分まで,次の講義がありました。
 松本  章 教 授
  「歯痛の種類と原因」
 小口 春久 教 授
  「虫歯の痛み」
 福田  博 教 授
  「あごの炎症と痛み」
 大畑  昇 教 授
  「顎関節症の痛み」
 赤池  忠 教 授
  「痛みのメカニズム」
 鈴木 邦明 助教授
  「痛みと炎症を抑える“くすり”」
 この市民公開講座には,定員70名の募集に対して定員を超える応募がありましたが,当日がこの冬一番の大雪という悪天候のせいか,実際の受講者は46名でした。
 しかし,受講者の意識は高く,長時間にわたる講義の間,熱心にメモをとる姿が多数見受けられ,また,講義終了後には,質疑応答の時間を設けてありましたが,数多くの質問が出たため,午後5時の終了予定時刻を大幅に延長しての質疑応答となりました。
 会場の都合もあり,研究科長の挨拶の後,午後5時35分に閉会となりましたが,終了後も,各講師のもとへ直接質問に来る方も多数おりました。
 質問の内容も,「歯の痛みをデジタル化して客観的に評価する方法」に関する質問等もあり,関心の高さが伺われるとともに,受講者の熱心さが講義を盛り上げ,有意義な公開講座となりました。
 
(歯学研究科・歯学部)