部局ニュース
 
医学部附属病院で『夜間妊婦外来』を開始

 
 この度,医学部附属病院では,『夜間妊婦外来』を開始しました。この外来は,日中の通院が困難な勤労婦人である妊婦に対し,安心して妊娠を継続できるよう,検診への最大限の便宜を図る目的により,開始されたものです。
 現在,出生率の低下により,分娩件数も減少傾向をたどっていますが,働く女性の妊娠・出産のサポート体制の充実が,少子化に歯止めをかける課題のひとつであることは,社会的にも認識されているところであり,本院でも,その社会的ニーズに対応すべく,今回の夜間外来開始に踏み切りました。
 『夜間妊婦外来』は火曜日・金曜日の週2日,午後6時から午後8時まで産科病棟において行います。その他,診療体制・支払方法等の詳細は,以下のとおりです。
 
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夜間妊婦外来
○診 療 日:毎週火曜日,金曜日
○診療時間:午後6時から午後8時まで
○診療場所:4階産科病棟
○対 象 者:勤労婦人の妊婦及び特殊事情により日中通院できない妊婦
○担当医師:火曜日…山田秀人講師
金曜日…奥山和彦助教授
○診療体制:1)完全予約制
 ・午後6時〜午後7時…5名
 ・午後7時〜午後8時…5名
2)主治医から企業に対し『母体健康管理指導事項連絡カード』を発行する(勤労妊婦の保護)。
○支払方法:診療費の支払いは,納入告知書による通知と振替用紙により行う(窓口における精算手続きの省略)。
 
(医学部附属病院)