部局ニュース
 
第14回触媒科学研究集団研修コース閉講式を開催
−6か国7人の研修が修了−

 
 本年度の触媒科学研究集団研修コース閉講式が,11月20日(月)午前11時からクラーク会館大集会室において開催されました。
閉講式の様子
閉講式の様子

 閉講式には,本学から国際交流課長,国際交流課専門職員,本センター関係者,また,学外から国際協力事業団北海道国際センター(札幌)の関係者が出席しました。
 閉講式開催にあたり,本センター長の代理として高橋教授と国際協力事業団北海道国際センター(札幌)を代表して菊池氏から挨拶があり,その後,研修員に対し,本センターから研修証明書,国際協力事業団(JICA)から修了証書がそれぞれ授与され,7人(中国,エジプト,インド,イラン,メキシコ,ネパール)の研修員から謝辞が述べられました。
 閉講式終了後,午後5時からクラーク会館きゃら亭において開催されたJICA主催の送別レセプションは,本センターの高橋教授の乾杯の音頭で始まりました。和やかな歓談のなか研修員が写 真を撮りあったり,別れを惜しみながら研修のさまざまな思い出話を交わし,母国では経験できない雪に触れ,初冬の札幌での生活を語り合っておりました。
研修生の記念撮影
研修生の記念撮影

 この閉講式・送別レセプションをもってすべての行事が終了し,研修員は研修の成果を携え23日に全員が帰国しました。
 本研修コースは,JICAによる海外技術研修員の受入れ事業の一環として,本学に開設されているものです。
 研修員は,実施部局である本センター各配属部門で,平成12年5月29日から約6か月,所定の研究課題の研究に積極的に取組み,また,理学研究科(化学専攻機能分子化学講座・分子変換化学講座),工学研究科(分子化学専攻界面制御工学講座)においても,研修指導を受けました。
 さらに,道内・外の研修旅行が実施されました。道内研修旅行は,函館工業高等専門学校,日本製鋼所室蘭製作所で研修指導を受け,又,道外研修旅行では,つくば高エネルギー加速器研究機構,東京大学理学部,日本触媒(株),京都大学大学院工学研究科で施設見学及び研修指導を受け,それぞれに大きな研究成果を得ることができたようです。
 
(触媒化学研究センター)