留学生国際シンポジウム
21世紀の留学生交流−新しい文明の融合をめざして−を開催 |
2月6日(火)〜8日(木)の3日間にわたって北海道留学生交流推進協議会との共催により,留学生国際シンポジウム“21世紀の留学生交流−新しい文明の融合をめざして−”を学術交流会館をメイン会場として開催しました。
このシンポジウムは,北海道地区の大学に留学し,帰国後母国の各分野で活躍している帰国元留学生を招聘し行われました。
初日は,6カ国(韓国,タイ,台湾,バングラディシュ,ナイジエリア,ニュージーランド)から参加した6人の帰国元留学生に本学の新しい施設等を紹介するキャンパスツアーを行い,総長室で丹保総長との懇談の後,ファカルティハウス・エンレイソウにおいて,「北海道大学留学生センター設立10周年を迎えて」と題した留学生関係者との懇談会が行われました。
2日目には,三谷文部科学省高等教育局留学生課課長補佐による来賓挨拶の後,アメリカ合衆国マサチューセッツ大学アマースト校スコット学長が「Learning without Boundaries」と題した基調講演を行いました。
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パネルディスカッション |
午後からは,帰国元留学生6人から各自の体験を基にした提言・報告がありました。引き続き,パネルディスカッションが行われ,パネリストには,三谷文部科学省留学生課課長補佐のほか,本学の留学生として学び,現在本学の教官として活躍している,教育学研究科陳教授及びフィルコラ留学生センター助教授,留学生担当教官である北海道教育大学鈴木潤吉助教授の4人が参加し,「21世紀の留学生教育のあり方に対する期待と提言」というテーマで帰国元留学生や元留学生センター長たちと長時間にわたり,種々の留学生問題について密度の濃いディスカッションが行われました。また,フロアー側の日本人学生からも熱心な意見が出され,成功裡にシンポジウムは終了しました。
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雪祭り留学生フェスティバルフィナーレ |
最終日には,開催中の札幌雪まつり会場で札幌テレビ放送(株)の厚意により借用した大通り西10丁目のSTV広場YOSAKOIソーラン大雪像前で“留学生雪まつりフェスティバル”が開催されました。当日は,快晴のもと氷点下9度の寒さにも負けず午後2時半から約1時間,留学生達は,沢山の観客に囲まれそれぞれのお国自慢の舞踊,合唱等のパフォーマンスを行い,3日間にわたる留学生国際シンポジウムのフィナーレを飾りました。
(学務部留学生課)
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