第5回の獣医学研究科一般特設研修コース開講式が平成13年1月11日(木)国際協力事業団(JICA)北海道国際センター(札幌)セミナールーム7・8において開催されました。
本研修コースはJICAによる海外技術研修員の受入事業の一環として平成8年度に本学に開設され本年度が最終年度となります。
この研修コースは,「狂犬病等ウイルス性人畜共通伝染病の診断法と予防法」の一般特設研修コースで,開発途上国で公衆衛生に携わる獣医師を対象に,人畜共通伝染病の診断と予防技術の習得,向上を目的としており,獣医学研究科及び国内の試験研究機関において3月16日(金)まで実施される予定です。
本研修コースへの受入れは,選考の結果ガーナ〔リチャード(国土・林野省獣医師)〕,ジョルダン〔イブラヒム(畜水産省畜産局獣医師)〕,ミャンマー〔ラテナ(畜水産省畜産・育種局獣医師)〕,ネパール〔ダミ(農業省畜産局県畜産事務所獣医師)〕,フィリピン〔フランシス(農業省地方畜産局獣医師)〕,スリ・ランカ〔イジャス(コロンボ地方局狂犬病対策診療所獣医師)〕,タンザニア〔リッチモンド(農業・畜産開発省県畜産事務所獣医師)〕の7か国から7人の研修生を受入れました。
開講式は,小森国際協力事業団北海道国際センター(札幌)所長,藤田獣医学研究科長の挨拶に続いて,コースリーダーである本研究科高島教授からの研修講師紹介,研修員の自己紹介及び研修員を代表してイジャスさんの挨拶があり,和やかなうちに終了しました。
(獣医学研究科・獣医学部)
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