IT革命や高度医療に象徴される科学技術の発達は,私たちのくらしに新たな豊かさを期待させる一方,セキュリティや倫理の問題,自然との共生の在り方と災害の関わりなど,これまで体験することのなかった様々な可能性と危機の両面を提示している。本講座では具体的な課題をとおして21世紀のくらしと社会のための「安全の科学」について考える。
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講座の概要は次のとおりです。
1.講 座 名 | くらしと社会のための安全の科学 |
2.日時・講
義題目等 | 下記のとおり |
3.実施会場 |
本学学術交流会館
(第2回,第6回は高等教育機能開発総合センターE310教室) |
4.受講資格 |
18歳以上の方であればどなたでも受講できます
(学歴等は問いません) |
5.定 員 | 200人 |
6.受 講 料 | 6,800円 |
7.申込要領 | (1)申込期間 | 6月11日(月)〜6月26日(火) 午前9時〜午後5時 |
(2)申込み場所 |
学務部教務課生涯学習担当
(高等教育機能開発総合センター内) |
(3)申込み手続 |
申込みは直接又は郵送で行ってください。
直接の場合は,受講料として6,800円を添えて申し込んでください。
郵送の場合は,受講料(6,800円の普通為替証書とする)を添えて,270円切手(テキスト及び受講者証の郵送料分)を同封の上,書留便にて「〒060-0817 札幌市北区北17条西8丁目 北海道大学学務部教務課生涯学習担当」あてに申し込んで下さい。 |
8.問い合わ
せ先 | 北海道大学学務部教務課生涯学習担当(011-706-5252) |
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日時・講義題目等 |
日 程 | 講 義 題 目 | 講 師 |
第1回 |
7月2日
(月) | 安全の科学とは? |
工学研究科 教授
栃 内 香 次
高等教育機能開発総合センター 教授(教育学研究科担当)
町 井 輝 久 |
第2回 |
7月5日
(木) | IT(情報通信技術)と環境問題 |
経済学研究科 教授
吉 田 文 和 |
第3回 |
7月9日
(月) | 安全な社会生活を考える |
工学研究科 教授
佐 藤 馨 一 |
第4回 |
7月12日
(木) |
自然災害の軽減を求めて
−2000年有珠山噴火から学ぶ安全の科学− |
理学研究科附属地震火山研究観測センター 教授(理学研究科担当)
岡 田 弘 |
第5回 |
7月16日
(月) | 医療におけるリスクと方針選択−手術するかしないかはどう選ぶか− |
医学研究科 教授
櫻 井 恒太郎 |
第6回 |
7月19日
(木) |
インターネット時代の
プライバシーと個人情報の保護 |
法学研究科 教授
林 田 清 明 |
第7回 |
7月23日
(月) |
食の安全を考える
−国際標準による品質保証とは− |
水産科学研究科 教授
猪 上 徳 雄 |
第8回 |
7月26日
(木) |
安全な社会をつくる
NPO・ボランティア活動 |
高等教育機能開発総合センター 教授(教育学研究科担当)
木 村 純 |
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各回とも,午後6時30分から午後8時30分まで(講義時間約90分,質疑・応答約30分) |