部局ニュース

『 看 護 週 間 』
−「看護の日の夕べ」ほか,様々な催しを実施−

 毎年5月12日(ナイチンゲール生誕日)は「看護の日」,またこの日を含む1週間は「看護週間」として制定されています。本院では今年も,看護の重要性について理解を深めようと様々な催しが企画されました。
患者さんからのメッセージコーナー
患者さんからのメッセージコーナー

 1階外来ホールでは,毎年恒例となっている看護相談や栄養相談,救急蘇生法の実演等が行われ,連日多数の方が訪れました。また,病棟の様子を紹介した写真パネルのコーナーや,患者さんからスタッフへ寄せられたメッセージのコーナーでも,大勢の方が足を止め,ひとつひとつに見入っていました。
 また,14,15日は,「看護の日の夕べ」が開催され,初日14日は,循環器内科 佐久間一郎講師による講演会『良い肥満と悪い肥満・生活習慣病を防ぐために』が行われました。
 気をつけなければならない肥満のタイプや,「悪い肥満」と高血圧・心筋梗塞といった生活習慣病との関係など,スポーツ選手を例に,また御自身の検査結果も交えたユーモアたっぷりの講演に,聴講者は熱心に聞き入っていました。
混声合唱団のステージ
混声合唱団のステージ

 加藤病院長のあいさつで始まった翌15日は,第1部「ふれあい看護体験2001」と題し,「1日看護婦・看護婦長」として看護を体験した高校生の代表と本院職員より感想が述べられ,「貴重な体験をさせていただき,感謝したい」という体験者の言葉に,会場から大きな拍手が送られていました。
 第2部「ふれあいコンサート」では,北海道大学交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏と,北海道大学混声合唱団による合唱が行われ,会場のアメニティホールは,しばし,美しい音色と歌声に包まれました。『手のひらを太陽に』,『さっちゃん』といったお馴染みの曲を合唱団とともに歌い,平山看護部長のあいさつで,2夜にわたる「看護の日の夕べ」は幕を閉じました。
 「看護週間」にちなんだ催しは,今年で11回を数えますが,「看護」という言葉のもつ重さを再認識する貴重な機会として定着しています。

(医学部附属病院)