ぼくのうえたお米,はやく食べたいな!
−恒例,田植え体験− |
本センター生物生産研究農場では,例年5月下旬にビニールハウスで成育した苗を,学生実習用の水田(40a)に移植(田植え)します。
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ちいさな手ではじめての
田植え体験をする園児たち |
今年も21日(月)に札幌第一幼稚園,23日(水)に本学教育学部附属乳幼児発達臨床センターの園児計約140名も加わって田植えを行い,秋の豊作をみんなで祈りました。
女の子も,どろんこになって田んぼに入り,「ぬるぬるしておもしろい」と,はしゃぎまわる姿が印象的でした。説明してくれた技官も保母さんも大忙がしです。
「この苗が,どうして白いお米になるの?」
「お米って,こんなにたくさん水を使うの?」
子供たちは,いつも素朴な疑問でいっぱいです。
「ぼくのうえたお米,はやく食べたいな」
「あと何日したら,お米になるの」
秋の収穫期が,園児たちには待ちきれません。
「秋になったら,お米もらいに来るからね」 と,約束してポプラ並木を後にしました。
本場は,水稲面積120aを有し,主に「きらら」と「ほしのゆめ」を生産しています。
また,今年から冷害に強い「ほしたろう」と いう品種を2aほど植え,その出来栄えを職員一同大いに期待しているところです。
(北方生物圏フィールド科学センター)
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