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練習船「おしょろ丸」及び「北星丸」の北洋航海

附属練習船おしょろ丸の出航式であいさつする特設専攻科学生代表
附属練習船おしょろ丸の出航式で
あいさつする 特設専攻科学生代表

 水産学部附属練習船「おしょろ丸」(船長 山口秀一助教授,1,383トン)は,北部北太平洋,ベーリング海及びアラスカ湾での学生の漁業実習並びに各種観測調査のため,平成13年6月4日(月)に函館港を出港しました。今回の第115次北洋航海には,本学部の特設専攻科学生16人,長崎大学水産学部水産専攻科学生3人及び調査員を乗船させ,流網調査,延縄調査,トロール網調査,海洋観測,スケトウダラ稚魚調査等並びにワシントン大学,アラスカ大学等との共同調査研究を行い,アメリカ合衆国アラスカ州コディアック,シアトル及びダッチハーバーの3港に寄港し,8月17日(金)に帰港する予定です。
 なお,平成7年度から開始された長崎大学水産学部の附属練習船と本学部附属練習船との共同利用に伴い,本学部の特設専攻科学生が4・5月の2か月間,長崎大学水産学部附属練習船「長崎丸」に乗船して,東シナ海でのトロール網調査及び海洋観測の実習を行ったのに引き続き今回「おしょろ丸」の北洋航海に,長崎大学水産学部の水産専攻
北洋航海に向けて出航する附属練習船北星丸
  北洋航海に向けて出航する附属
  練習船北星丸
科生が同乗して実習を行うものであり,両大学の実習生が共同で漁業実習等を行うことにより,教育効果の高まりが得られた単位互換制度も,平成14年3月末をもって本学部特設専攻科が廃止されるため,今航海が両校の共同利用による最後の航海となります。
(総航程12,040海里,航海日数75日間)
 また,本学部附属練習船「北星丸」(船長 目黒敏美教授,892.92トン)は,北部太平洋(東経155°線)での学生の漁業実習及び各種観測調査のため,水産海洋科学科3年目,海洋生産システム学科3年目の学生延べ46人と調査員を乗船させ,第91次北洋航海として,平成13年6月1日(金)から8月21日(火)までの間に3次にわたり流網調査,トロール網調査,海洋観測等を行う予定です。
(総航程6,815海里,航海日数57日間)

(水産科学研究科・水産学部)
 
 
平成13年度 練習船おしょろ丸 北洋航海航路図

平成13年度 練習船おしょろ丸 北洋航海航路図

平成13年度 練習船北星丸 北洋航海航路図

平成13年度 練習船北星丸 北洋航海航路図

平成13年度 練習船北星丸 北洋航海航路図