|
子供の頃、札幌駅を発車して間もなく見えた農学部の杜に延びる引込線は、大学に石炭を運ぶ線路と父に教わりました。魚の游ぐ川が流れ、石炭を満載した貸車が走った北大構内、127年の歴史。北大をアピールできる文化・遺産は意外なところにありそうですね。
下川部雅英 |
農場を渡る風に吹かれながら、ポプラ並木の表情を眺めていると、札幌の中心にこのような牧歌的な風景が広がっていることに改めて驚かされる。本号の特集にもなっているサクシュコトニ川の復活も含めて、いろいろな意味で北大の貴重な資産として、後世に守り伝えていかなければならないと思う。
横田 篤 |