本日開催した新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、本学の行動指針レベルを６月上旬まで「レベル３：制限（大）」に引き上げることを決定したのでお知らせいたします。

レベル3引き上げの背景

・北海道の新規感染者数は、変異型ウイルスの感染者の増加等により、札幌市を中心に増加の一途を辿っており、この急拡大を受け、政府は北海道に対し、５月１６日から「緊急事態宣言」の発令を決定している。

・全国的にも、既に６都府県で緊急事態宣言が発令されたことに加え、５月１６日から北海道、岡山、広島の３道県が追加されるなど、第４波による感染拡大のため、当該地域では医療体制がひっ迫し、感染状況の拡大が収束しない状況が続いている。

このような状況を踏まえ、５月１６日から「新型コロナウイルス感染防止のための北海道大学の行動指針」のレベルを現行の２（制限（中））から3（制限（大））へと引き上げることとしましたので、それに基づき対応をお願いします。

なお、６月上旬の本部会議において、国の緊急事態宣言の効果や北海道の対策・感染状況を踏まえ、行動指針レベルを判断する予定です。

構成員の皆さまにおかれましては、これまで同様に行動指針等を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の感染防止及び業務継続に努めていただくとともに、感染者への偏見・差別等を防ぐため、皆さま一人ひとりが感染者やご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解・ご配慮いただき、冷静に思いやりのある行動をしていただくようお願いいたします。

令和3年5月14日
北海道大学新型コロナウイルス感染症対策本部