本日開催した新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、本学の行動指針レベルを「レベル２：制限（中）」に引き下げることを決定したのでお知らせいたします。

レベル2引き下げの背景

・北海道の感染状況は、緊急事態宣言が６月２０日までで解除されたものの、札幌市の感染状況は依然国の指標ではステージ４のため、今後も札幌市に対する時短要請の継続などの強い対策は継続されるなど、リバウンドを防ぐための取り組みが継続されている。

・全国的には、沖縄県を除く９都道府県で緊急事態宣言が６月２０日で解除されたものの、このうち７都道府県がまん延防止等重点措置に移行されるなど、リバウンド防止のための感染再拡大防止対策の徹底が極めて重要な時期になっている。

・本学においては、新規感染者、濃厚接触者等は減少傾向だが、一定数の新規感染者、濃厚接触者等が発生している。

このような状況を踏まえ、６月２１日から「新型コロナウイルス感染防止のための北海道大学の行動指針」のレベルを現行の３（制限（大））から２（制限（中））へと引き下げることとしましたので、それに基づき対応をお願いします。

なお、今後も本部会議において、国の緊急事態宣言の効果や北海道の対策・感染状況を踏まえ、行動指針レベルを判断する予定です。

構成員の皆さまにおかれましては、これまで同様に行動指針等を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の感染防止及び業務継続に努めていただくとともに、感染者への偏見・差別等を防ぐため、皆さま一人ひとりが感染者やご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解・ご配慮いただき、冷静に思いやりのある行動をしていただくようお願いいたします。

令和3年6月21日
北海道大学新型コロナウイルス感染症対策本部