サケ釣りレポート

文責:井鍋

 

こんにちは!ウニのトゲが刺さってとれなくなりました。井鍋です。

 

9月の終盤になりとうとう今年もこの季節がやってきました。

北海道の秋の風物詩。そう!サケ釣りです!

臼尻メンバーでサケ釣りに行ってきたのでその様子をお伝えしようと思います。

 

 

9月上旬、臼尻一のサケジャンキー小林君の一言から今回の企画は始まりました。

小林「再来週ぐらい、サケ釣り行かない?去年の今時期僕釣ったからいると思うよ。」

 

臼尻のメンバーはほとんどがフッ軽なのであっという間にメンバーがそろいました!

不作といわれた去年一人で6本のサケを釣り上げた小林君

毎年サケ釣りに通い続け安定した釣果を出している東大聖

毎年サケ釣りに行ってはいるものの根性なしの為早起きできない私井鍋

サケ釣り未経験の4年生平嶋と山田の5人です。

 

 

 

今年初めてサケ釣りをする人もいるということでまずは道具をそろえるところから!

ということで、みんなで産業道路沿いのタックルベリーにやってきました。

ここは中古の釣り具屋さんですがルアー竿が物によっては1000円以内で買えるとってもお得なお店になります。

これから釣りを始めるよって方はぜひこちらで一式そろえられてはどうでしょうか。

今回サケ釣りの仕掛けやPEラインなどを買いました。

竿は安いのがなかったのでフィッシュランドに行って買い、これで準備完了です!

 

 

 

そして来たる当日、出発は朝の2時!

小林、平嶋、山田の乗る平嶋プリウスと、東、井鍋の乗る東の代車Fitで向かいます。

目的地は日本海側の某漁港です。

 

東の運転するFitは二人を乗せ快調に走りだします。僕は前日締め切りの迫る魚類学会の要旨を書いていて夜更かしをしていたため全く寝ていなかったのですぐにウトウト。運転手の大聖さんすいません。

 

帰りは運転を交代する予定だったので途中から爆睡させていただいておりました。

しかし薄れゆく意識の中で不穏な言葉が

東「なんかガソリン足りないかも

井鍋「おぉん、そうなん?(ねむい) ( ˘ω˘)スヤァ」

 

  

そして車が止まる感覚で目を覚ますとそこは道の駅江差。

東「車乗り換えるぞ、Fitはここに置いていく。」

 

 

 

実はこのFit、出発したときはそれなりに燃料があると思われていましたが燃料計が途中からみるみる減り始めたらしく、とうとうガス欠直前の状態になっていました。

そして時間は深夜4時頃、どこのガソリンスタンドも空いていない。

ということでいったんここに車を置き、平嶋プリウスをつかって釣りにいった後、朝方Fitを拾って給油して帰ろうということになったのです。

車二台で来ていなければ立ち往生するかもしれなかった事態。

今回Fitは代車だったということで、慣れない車を使うときはガスの減り方に注意が必要ですね。

 

 


そして漁港につくとあたりはまだ真っ暗にもかかわらず車がずらり。

一等地ポイントには既に人が並び釣りを始めています。

一等地のすぐ隣で我々も急いで準備を開始、ルアーを投げ始めました。

ほどなくしてコンコンと細かいアタリが!

これは期待が持てる!

と思い思いっきり合わせて巻いてみると


 

 

フグでした(泣)

漁港内にはサケだけでなくフグもかなりの数たまっていて、餌のイカがどんどん食われていきます。腹立たしいですね。

 

 

 

そして空も明るくなってきたころ、一等地で釣りをしているおじさんたちに次々とアタリが!

バシャバシャと大きな水しぶきを上げてサケが引き上げられていきます

このゴールデンタイムを逃すわけにはいかない!我々も負けじと投げ続けます。

 

ここで4年生サケ釣り初挑戦の山田が叫んだ!

「来たかもぉー!」

ピンと張る糸、しなる竿、間違いなくサケです。

「糸たるまないようにテンション張って」

小林君から的確な指示が飛びます。

じわじわと近くまで引き寄せ、タモに入っ…た!

 

陸にあげるとすかさず小林君が自前のサケバットでサケの頭を数回どつく。

これでもう一安心です。

臼尻メンバーで最年少、初挑戦の山田さんがやってくれました!


まだあまりブナ化が進んでいない銀色のきれいなオスです。

 

山田氏、大きなサケをかかえてさわやかな笑顔!

 

 

 

 


 

帰り際サケを抱えて記念撮影。

ひとの釣ったサケを持っているとはとは思えないドヤ顔です笑

 

 

 

無事に立派なサケを手に入れた我々は朝方6時半ごろ、撤収を開始しました。

この日は研究室で9時からアイナメ調査がある予定だったので僕、平嶋、山田の3人は間に合うように帰らなければなりません。

道の駅江差で東だけを下ろしてアイナメ調査組は急いで実験所に戻ります。

東氏はガソリンスタンドが開く時間まで待ってから給油して戻ります。

幸い近くに早い時間から開いているガソリンスタンドがあったので長時間待たずに戻ることができました。

 

 

 

実験所にもどり、アイナメ調査をこなしてその日一日の用事を終えた夕方、ついに宴の時間です!

今回山田が釣ってくれたサケを丸々一匹使いきります。

メニューは以下の4品

・石狩鍋

・サケのちゃんちゃん焼き

・サケの白子ポン酢


・サケのハラミの塩焼き

 

 

 

料理はいつものごとく大量に作ったので最後やや食い獄気味になりましたがとてもおいしかったです!!

特に白子が意外とおいしいのにびっくりしました。

みんなで釣りに行ったサケをみんなで食べる。臼尻で過ごす最高の時間です。

今回はサケ釣り初挑戦の人が釣ってくれてみんなで食べることができ、とても良い釣行でした。

サケのシーズンはまだこれからなのでまた行けたらと思います。

次は自分も釣れるように頑張ります!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!