井鍋AT限定解除

 

こんにちは。

先日300円で買ったズワイガニを半日シンクで放置した後しゃぶしゃぶで食べたら腸炎ビブリオで3日間腹痛が止まらなかった修士2年生の井鍋です。

 

さて、今回は私がマニュアル自動車に憧れ、実際にAT限定解除を行うまでのお話です。

  

男は全員MT免許といった風潮があったのも最早昔の話。

現在は男性の方でもAT限定の免許を方は多いみたいです。

実際に全体の59%の方がAT限定の免許を所得されているそうです。

 

僕自身も免許を取る際にMT車に乗る機会の少なさを考え、AT限定で取ることにしました。もしかしたらMT車に乗りたくなるかもしれないと迷いましたが、迷っても答えは出ないので最終的には適当にAT限定を選びました。

 

しかし大学入学後の5年間で以下の3つの理由から限定解除することを決めます。

1.         バイク免許もちでAT限定の人は少ない

2.         オデッセイを持つようになり車の運転が楽しくなる

3.         MT者を運転する人を間近で見て、憧れる

 

まず、大学3年までは250㏄のバイクに乗っていたのですが、免許の話になった際にAT限定と言うと驚かれることが多くありました。
「なんで?」と聞かれても特に理由はないので、返答に困ります。
そこでバイクと同じ乗り物の楽しさを知るにはマニュアル免許が必要かもしれないと感じ始めました。

 

学部4年生になり、両親の乗っていたオデッセイabsolute という排気量2.4Lでスポーツ仕様の車を持つようになりました。

こちらAT車ではあるもののパドルシフトがついているのでギアを変えながら運転する楽しさがここでわかってきました。

ちなみに友人にはヤン車だと言われますが、純正パーツしかついていない正統派の車やで、といつも思っています。

 

そして最終的な決め手は同期がMT車に乗っていたことです。修士課程からコンパクトMT車の代表格スウィフトに乗る小林君が入ってきてくれました。ギアの操作をガチャガチャしながら滑らかに加速、減速する技術を見てめちゃめちゃかっこいいやん、となったので自分も取ることを決めました。

 

 

 

こんな思いから就活が終わったら絶対にマニュアル免許を取るぞと決め、六月中に無事就活を終えることができました。

 

 

そしていよいよ免許を取るぞということで自動車学校へ!

向かったのは費用が一番安かった道南自動車学校。

しかしここで問題発生!

私が普通自動車免許をとった2015年から法律が改正され、準中型付きのAT限定解除はこの自動車学校ではできないとのこと。

初めて免許を取ってからもう6年もたっていることに時の流れを感じずにはいられません。

中央自動車学校なら自分の免許でも限定解除ができると教えて頂き、そちらに入学しました。

 

 

 

函館中央自動車学校に入学後、約5年ぶりの教習所について思ったのは、生徒さんたちが皆若い、フレッシュすぎる。函館ってこんなに若い人がたくさんいる町なんだなぁと実感しました。

教習原簿などというシステムや、担当教官との独特な近い距離間など忘れていた記憶が次々によみがえってきます。

 

今回の限定解除の講習は技能講習4時間のみで終わりです。

4時間しかないなんて簡単じゃんと思われるかもしれませんが、その短い時間の中でマニュアル車の扱いを覚え卒業検定に合格しないといけません。

気を引き締めて教習に臨みます。

 

今回教習で使用する車はトヨタ カローラ。


憧れのMTシフトレバーとドリフト棒(サイドブレーキ)がついています。




ちなみにコースはこんな感じ

 


一日目は2時間でコースの課題を一つずつ確認していきます。

発進、進路変更、方向転換(バック)、クランク、S字、踏切、坂道発進を2時間で叩き込みます。

初めてマニュアル車を運転するということで緊張もするし、半クラッチの感覚やアクセルのふかし具合などわからないことだらけですが、バイクの免許をとっていたおかげで最低限の知識はあり、何とかエンストさせずにこなすことができました。

操作自体は大きな問題なくできましたが、細かいところで注意されたところがいくつかありました。

 

l  ハンドルはサイドのところ以外は持ってはいけない。ハンドルを回す時もここから手を離さないようにする。

l  シフトチェンジするときはレバーを見ない。(脇見になる)

l  進路変更は3秒前からウィンカーを付ける。

l  停車時はバックギア。

 

普段運転する中で意識できていないことがあったり、マニュアル車特有の難しさにてこずります。

特にハンドルはまっすぐにした時の両サイドの部分を常に持っていなくてはいけないといわれ、ものすごく困惑しました(笑)

曲がるときとか絶対別のところも持つと思うんですけどね。ハンドルが丸い意味なくなるやん、などと思っていました。

そんな感じでてこずりながらも一日目は無事に全工程を終えることができました。

 

 

二日目。

この日の2時間で教習は終わりになるので一日目にならったコースを徹底的に練習していきます。

特に珍しいことはせずにひたすらに半クラッチの位置、車体感覚、確認項目などを頭に詰め込みます。

 

 

卒業検定当日。

二日目の教習から4日空いての卒業検定でした。受験者は自分ひとりしかいないため受験番号は1番。

普段の運転から確認事項をよく思い出して行っていたので発進まではスムーズにこなしました。

しかし、方向転換(バック)のところで問題発生。クラッチ操作が久しぶりでアクセルの加減がわからなくなり痛恨のエンスト。

なかなかの絶望感ではありましたが、あらかじめ1、2回のエンストなら問題ないと確認していたためなんとか平静を保ち試験を続けることができました。

そこからはクランクS字、坂道発進など落ち着いてこなし、発着点に戻ります。

試験終了後、試験官からフィードバックを頂きます。

内容はざっくりこんな感じ。

  もう少し元気よく走ってほしかった。(スピードのメリハリが大事)

  シフトレバーは見てはいけない(脇見運転)

 

二つともマニュアル車の運転に慣れれば問題なさそうな内容だったので個人的には満足のいく内容だったかなと思います。

その後無事に合格を頂き、免許センターにて更新を行いました!

 

これで晴れてマニュアル車を運転できるようになりましたし、準中型(5t)もついているので引っ越しとかでも使えそうです。

今後は車の情報をもう少し調べて社会人になったらマニュアル車乗りたいなーと思っております。小林君おすすめのGRヤリスとかかっこいいです。

 

はい、それでは今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

近いうちに臼尻メンバーの誰かが何か新しい免許を取ってくれると思うので、お楽しみに!