海藻相

これまでの調査により、臼尻沿岸(旧南茅部町沿岸)から約120種の生育が確認されています。このうち,産業上有用なものや藻場を形成するなど生態的に重要な種は,モツキヒトエ,シワヒトエグサ,エゾヒトエグサ,アナアオサ,マツモ,マコンブ,ミツイシコンブ,ガゴメ,チガイソ,ワカメ,エゾイシゲ,ホンダワラ科植物,アマノリ属植物,マクサ,サンゴモ科植物,フクロフノリ,エゾツノマ夕,ダルス,クシベニヒバ,ハケサキノコギリヒバ,スガモなどがあげられます。

特に,マコンブはコンブの王様と呼ばれ,最高品質のコンブです。臼尻町(旧南茅部町)は,マコンブの世界一の品質と産出量を誇る町として有名で,漁期の7月末から8月にかけては,町は猛烈に活気づきます。

マコンブ

アカモクの林