おしらせ 2007年掲載分

2007. 12. 15 
 〇大学院生募集


今年度で修士課程の院生3名が就職することもあり、急遽の案内ですが、臼尻水産実験所では、平成20年度入学する修士・博士課程大学院生を募集します。

 当実験所で研究してみたいという学生のほか、就職先や進学先は一応決まっているけど、進路に不安を抱えている学生で、日本有数の漁業基地にあり海に囲まれた実験所で院生生活を送りたい方は、当実験所へ連絡ください。

 当実験所では、ドライスーツから小物類、重機材、コンプレッサー(Bauer: MARINER-II)、さらに敷地内にダイビングスロープ3本とボート(ヤマハ: 2007年型W-24EFR)まで完備したスキューバ潜水設備、濾過海水が室内給水された恒温水槽室2室(7020)と各種水槽など飼育設備、遺伝子組み替え実験室(P1)と増幅装置3台、シーケンサー、ジーンスキャナー(eGENE: HAD-GT12)などの遺伝子実験機器の他、各種光学顕微鏡類を備えており、これらを利用して北日本沿岸に生息する魚類など海産動物の生態研究をしています。たとえば、

水中スクーターなどを使った標本採集や潜水観察

水槽内での行動観察、温度条件などを変えた飼育実験

遺伝マーカーの開発、それを使った行動や系統解析

などの研究は容易に行えます。

 このような研究をしたいという方、またその他でも海産動物の研究をしたい方は、ご相談ください。

 連絡先は、hm*fsc.hokudai.ac.jp  (*@にして送信ください)



2007. 10. 8 
 〇管理人が代わりました

 前管理人田中から、佐藤に本ホームページ管理人が代わりました。
 代わったというより、戻ったと言ったほうがいいのでしょうか。
 この文章を見れば分かるでしょうが、綺麗な仕事の田中君とは異なり私はアバウトでフランクな文章しかかけませんが、
 1年半しっかりがんばってくれた田中君の努力を無駄にしないよう精一杯がんばりますので、みなさんよろしくです。
 

2007. 9.14 
 〇「親子のためのスノーケリング教室」の様子掲載のお知らせ

  去る8月5日に行われた「親子のためのスノーケリング教室」の様子が北大時報8月号に掲載されました。
   ⇒http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0708/641_27.htm


 〇写真展『写真で見るカジカ類の多様性』開催のお知らせ

  2007年度日本魚類学会年会(10月5日〜8日・札幌)内で開催される、
  『カジカ類の多様性、適応と進化』のシンポジウムに合わせて、カジカ類の写真展が公開されます。
  水中写真家である関勝則さん(知床ダイビング企画)と佐藤長明さん(グラントスカルピン)が撮影された生態写真に加え、
  研究者が撮影した貴重な学術的写真も展示します。
  水中でしか見られないカジカたちの素顔が見られるまたとない機会ですので、ぜひ見に来てください。
   ⇒詳細はこちら


2007. 7.10 
 〇「親子のためのスノーケリング教室」および「中学生・高校生のための臨海実習」のお知らせ

  夏の恒例企画、小・中学生親子を対象としたスノーケリング教室を今年度も開催します。
  また、昨年地域振興事業の一環として行った、中高生のための臨海実習も開催します。
  海が好き!生き物が好き!スノーケリングやってみたい!
  などなど、興味のある方はぜひご連絡ください。
  人数に限りはありますが、たくさんの方の参加をお待ちしております。


  「水産科学への招待〜親子のためのスノーケリング教室〜」
   日時2007.8.5(日) 8:30〜18:30
   場所
北海道大学臼尻水産実験所
   対象小・中学生と家族(学生のみも可)
   費用無料
   申込〆切2007.7.27(金)

  「水産科学への招待〜中学生・高校生のための臨海実習〜」
   日時2007.8.11(土) 8:30 〜 8.12(日) 18:30
   場所
北海道大学臼尻水産実験所
   対象中学生・高校生
   費用2500円(宿泊費・食費)
   申込〆切2007.8.3(金)


  参加申込み・お問い合わせ等はこちら
   ・北海道大学函館キャンパス事務部:Tel: 0138-40-5613 Fax: 0138-43-5015
   ・臼尻水産実験所:Tel/Fax: 0138-25-3237


  ⇒関連webサイト
    ・北海道大学大学院水産科学研究院の「水産科学への招待」のページ
    ・昨年のスノーケリング教室の様子
    ・昨年の中学生・高校生のための臨海実習の様子(下段)


 〇実験所北側に新斜路完成のお知らせ

  これまで東側・西側の2本だった斜路に加えて、新しく北側に3本目の斜路が完成しました。
  実験所北側にある藻場や岩礁帯、深場(水深15m以深)までの距離が縮まり、
  潜水調査の幅が広がったことで、浅海生物生態の研究がさらに進むことが期待されます。


2007. 6. 7 
 〇臼尻水産実験所・安全管理テキストブック完成のお知らせ

  当実験所教員・学生の監修のもと、臼尻周辺海域における潜水調査に関する
  安全指針をまとめた管理テキストを作成しました。
  調査の計画準備、事故を未然に防ぐ方法、および事故が発生した場合の対処法に加え、
  臼尻周辺海域での調査に役立ちそうなジモト情報も満載です。

  安全のため、当実験所において潜水される方に配布し、ご一読していただきます。
  すでに潜水予定があり、事前に読みたいとお考えの方は下記連絡先までご連絡ください。

  tel: 0138-25-3237
  e-mail: hm@@fsc.hokudai.ac.jp (メール送信の場合、アドレスから一つ@を抜いてください)


2007. 5.17
 〇2007年度日本魚類学会におけるカジカ類に関するシンポジウムのお知らせ

  2007年10月に行われる日本魚類学会年会において、
  カジカ類の多様性、適応と進化についてのシンポジウムが催されます。

  カジカ類は北半球の寒帯〜冷帯にかけて約400種が分布する大きな分類グループの一つです。
  さらに、水深2800mの深海から標高2000mの湖沼まで生息する広い適応性を有しています。
  また、分布域の多様さだけでなく、形態や繁殖生態・行動にも多様な適応形質が認められます。
  本シンポジウムでは、海産と淡水産カジカ類における生物多様性、適応と進化プロセスを、
  分子系統学的方法、野外生態・行動学的方法および生理学的方法により明らかとなった
  最新の研究成果を紹介し論議します。

  「世界の海水・淡水カジカ類における多様性、適応と進化」
  日時: 2007.10.8(水) 10:00 〜17:30
  場所: 北海道大学国際交流会館(札幌)
   ⇒詳細はこちら


2007. 5. 2 
 〇木村幹子、第54回 日本生態学会松山大会ポスター賞(最優秀賞)受賞のお知らせ

  2007年3月下旬に行われた日本生態学会大会において、
  当実験所・博士課程2年の木村幹子が《動物群集》分野ポスター発表で最優秀賞を受賞しました。
  
  『亜寒帯性種と温帯性種が交雑を起こすと、雑種はどちらの環境に適応的になるのか?』
  このことについて検証を試みた研究で、
  亜寒帯性のスジアイナメ、温帯性のクジメとアイナメ、そしてそれらの雑種を用い、
  卵の発生に適した水温帯を調べました。
  その結果、スジアイナメはより低温で孵化できること、
  雑種は母方の祖先と同じ水温耐性を示すことがわかりました。

  第54回 日本生態学会松山大会
  発表題目要旨

 〇臼尻での撮影写真(マコンブ)の出版物掲載のお知らせ

  株式会社 美肌倶楽部発売の美容液『LIFTY moisture gel』のリーフレットに
  当サイト写真館に掲載されているマコンブの写真が用いられました(右)。
  昆布エキス製造会社と皮膚科クリニックのコラボレーションで作られた美容液で、
  肌に潤いや弾力、引き締め効果を与えることが期待されているそうです。
  先日5月1日より販売開始。

  開発:株式会社 梅かま、セキひふ科クリニック、株式会社 ルバンシュ
  発売元:株式会社 美肌倶楽部
  製造販売元:株式会社 ルバンシュ


2007. 3. 1 
 〇臼尻での撮影写真(エチゼンクラゲ)の出版物掲載のお知らせ

 洋泉社発行の『緊急レポート このままでは地球はあと10年で終わる!』に当サイト写真館に掲載されているエチゼンクラゲの写真が用いられました。
 地球温暖化がなぜ・どのように起こるのか、どのような影響があるのか、などについて分かりやすく詳しく書かれています。地球温暖化に興味のある方やこれをご覧になって興味をもたれた方は読んでみてはいかがでしょうか。



緊急レポート このままでは地球はあと10年で終わる!
 著者:伊藤翠、山崎徹、筑後則、花井陽光
 出版:洋泉社

2007. 1.13 
 〇お風呂&シャワー室完成のお知らせ

  宿泊棟にガス湯沸し式お風呂(×2室)とシャワー室ができました
  これにより24時間365日いつでもお風呂に入れるようになりました
  実験所を利用される方は自由にお使いいただけます。
  今後来所される方(特にこれまでよく利用されていた方)は、お風呂の心配はいりませんので
  安心してお越しください。

   ※但し、利用頻度によってはお風呂掃除等をお願いする場合があります。
      また、実習では入浴時間が制限される場合があるので、事前に実習担当教官に確認してください。




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