総長挨拶

ホームカミングデー2024を迎えて

 令和2(2020)年10月、北海道大学総長に就任してから、今回のホームカミングデーで丸4年になりました。本学卒業生や関係者の皆様におかれましては、日頃より本学の教育・研究・社会共創にご支援・ご協力を賜り、改めてお礼申し上げます。

 北海道大学は2026年に創基150周年を迎えることから、昨年からホームカミングデーを創基150周年カウントダウンイベントとして位置付け、学生・教職員はもちろん、本学の大切なステークホルダーの皆様とともに、機運醸成を図っているところです。

 全学行事の歓迎式典では、「光は、北から」をスローガンとした創基150周年記念事業や、それを支える記念募金の状況についてご説明します。
 さらに、村山副理事による「本学における先端半導体への取組」に関する講演や、各界で活躍中の同窓生を代表して、埼玉西武ライオンズの宮澤投手や直木賞候補作家の岩井さんによるメッセージムービーの上映も予定しております。

 また、部局行事の一つとして、オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」の施設を無料開放し、本学の取組について、パネル展示によりご紹介します。このエンレイソウに併設している、創基 150 周年記念事業を活性化するための情報発信を行う拠点「ENLIGHT(エンライト)」では、社会連携プロジェクト構想発表会も開催します。普段は見学することができない施設ですので、この機会にぜひお立ち寄りください。

本学は今後も中期的ビジョンである「HU VISION 2030」に基づき、持続可能性を追求し、次世代に持続可能な社会を残すための取組を一層進めてまいります。
 卒業生や関係者の皆様におかれましては、引き続き本学へのご支援・ご協力をお願い申し上げるとともに、創基150周年の機運醸成イベントである「ホームカミングデー2024」へご参加いただけますと幸いです。

令和6年9月吉日
北海道大学総長
寳金 清博