litterae_vol.68
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ファシリティ構築支援プログラファシリティセンターと、技術支ション長の網塚浩教授は語る。文部科学省2020年度「先端研究基盤共用促進事業(コアム)」の採択を受け動きだした「北大コアファシリティ構想」。この構想のもと本事業を中心的に推進するのが、技術支援・設備共用コアステーション(CoSMOS)だ。本学の技術基盤と研究支援人材の育成体制を統括し、持続的な成果の創出と社会還元を支える。「大きな進展は、これまで本学にあった創成研究機構グローバル援本部という二つの組織が連携・協働体制を組んだことです」と、技術支援・設備共用コアステー本学は法人化の後に、現在のグローバルファシリティセンターを中心にオープンファシリティの充実、受託分析機能の高度化など、着実に機器共用の施策を進めてきた。また、同時に技術職員の全学的な組織化と人材育成体制が整備されてきた。しかし、法人化から約15年を経て、より実質的な連携が求められるようになった。「教育・研究の基盤を支える二本柱は『設備』と『技術支援人材』です。それぞれは二つの組織によLitterae Populi Vol.68  10技術支援・設備共用コアステーション長の網塚浩教授(左から2番目)。副ステーション長として、人材育成業務を統括する五十嵐敏文教授(右から2番目)と、プロジェクトマネージャーの佐々木隆太特任助教(左端)。そして、コーディネーターの加藤真樹主任URA。設備・機器の共用利用の促進と、研究支援人材の育成を統合的にマネジメントする技術支援・設備共用コアステーション。研究・教育の質の向上とイノベーション創出強化を目指す。技術支援・設備共用コアステーション(CoSMOS)持続的な成果を生み出す原動力

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