litterae_vol.68
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(CoSTEP)の朴炫貞(パク・ヒョCoSTEPの「科学技術コミュニデュケーションセンター科学技術ミュニケーションに関する研究や桑園駅にほど近い石山通り沿いの札幌研究林の苗畑に古い温室がある。2020年9月、この温室をフィールドとした新たなアートプロジェクトが始動した。このプロジェクトを発足させたのは、高等教育推進機構オープンエコミュニケーション教育研究部門ンジョン)特任講師。朴特任講師はアートと科学のコ教育を行いながら、現代アート作家としても幅広く活動している。ケーター養成プログラム」では、アートを通して科学技術をどう理解し表現していくかなどを考える実践的な授業を行っている。このプログラムの参加者であった北方生物圏フィールド科学センターの林忠一技術専門職員と出会い、温室を紹介してもらったことがきっかけとなり、アートプロジェクト「アノオンシツ」が立ち上がった。1970年代に建てられた独特のつくり、周りの木々とそこに通じる跨道橋など、建物とその周囲の環境に一目惚れしたのだという。「鎖のついた滑車で開け閉Litterae Populi Vol.68  12「アノオンシツ」の活動拠点となっている古い温室。人文・社会科学から自然科学まで幅広い領域で実践している研究教育活動。自然豊かで広大なキャンパス。アートプロジェクト「アノオンシツ」はこれらをつなぎ、新しい価値を創り出すために様々な取り組みを進めている。アノオンシツ比類なきキャンパスの資源を活かしたアートプロジェクト

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