litterae_vol.73
26/28

Litterae Populi Vol.73  26札幌キャンパス上空のドローン画像https://www.hokudai.ac.jp/fund/個人の方法人・団体の方アバターが参加して行われる講義●お問い合わせ先北海道大学広報課卒業生・基金室〒060-0809札幌市北区北9条西6丁目北海道大学百年記念会館内TEL 011-706-2017 FAX 011-706-2010 E-mail kikin@jimu.hokudai.ac.jp寄附者の方から寄せられた応援メッセージをウェブサイトに掲載しております。https://www.hokudai.ac.jp/fund/message/本リテラポプリ誌において、順次150周年事業をご紹介します。第2回目となる本号では、バーチャル・キャンパス事業についてお知らせします。創基150周年に向けて3D化された札幌第2農場 2024年7月、初夏の陽気が漂う中、札幌キャンパス上空を「ブーン」という音とともにドローンが飛行しました。札幌キャンパスのデジタル撮影が目的です。 創基150周年記念事業の一つに「バーチャル・キャンパス事業」があります。同事業は、本学の象徴的な施設や教育研究に活用できる建物等をバーチャル(仮想現実)化し、北海道大学の魅力とポテンシャルを国内外に伝えるとともに、社会との共創やイノベーションの持続的推進に貢献することを目的としています。 同事業は、大きく4つの取り組みがあります。 教育研究施設をバーチャル化した空間をネットワーク上に構築するものです。 現在、試行的に工学部の建物・講義室をメタバース化しています。講義、セミナー、ゼミ、ポスター発表はもちろん高校生などを対象とするオープンキャンパスのようなイベントも開催できます。参加者はアバターとして参加し、好きな講義やポスターを聴講・閲覧したり、教員とコミュニケーションしたりすることもできます。 メタバース空間は、大人数への対応や、これまでにない教育環境を実現し、新たな社会共創ツールとして活用されることが期待されています。 ドローンによりキャンパスをデジタル撮影し、キャンパス全体を3Dモデルとして構築します。 3Dモデル化したキャンパスを本学WEBページ上に掲載し、キャンパスを案内するとともに、主要施設の説明や各学院・研究院のホームページへアクセスできるなど、視覚的情報から各コンテンツに誘導しウェブアクセシビリティを向上させます。 また、札幌キャンパスは生物多様性に溢れる環境であることから、2024年に「自然共生サイト」として環境大臣に認定されました。 キャンパス全体を3Dモデル化することにより、札幌に来ることがかなわない方々にも、札幌キャンパスの環境を堪能していただきます。創基150周年記念事業取り組み2:メタバース(仮想)空間取り組み1:ホームマップの作成バーチャル・キャンパス事業

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る